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「新NISAでデイトレード(短期売買)をしたい!」
「非課税だから短期でガンガン売買して稼ぎたい!」
そう考える方もいるかもしれませんが、実は新NISAは短期売買にはあまり向いていないのです。本記事では、その理由を分かりやすく解説し、あわせて長期投資の重要性についてもご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
まず前提として、新NISA口座を使って短期売買(デイトレやスイングトレード)を行うことは制度上は可能です。証券会社やネット証券で新NISA口座を開設していれば、そこで購入・売却を頻繁に行うこと自体に制限はありません。
しかしながら、以下で解説するような仕組み上のデメリットがあるため、短期売買には向いていないと言われています。
新NISAの大きな特徴は、年間の非課税投資枠がある点です。
さらに、売却後に空いた枠は翌年にならないと再利用できない仕組みとなっています。
したがって、短期売買を頻繁に行い、何度も売買を繰り返すと、その年の非課税枠を早々に使い切ってしまう可能性が高いのです。
つまり、「細かく売買して利益を積み重ねたい」というデイトレのスタイルには、売却のたびに枠を消費する新NISAは不利と言えます。
NISA口座で発生した損失は、他の口座(特定口座など)との損益通算ができないという点も、大きなデメリットです。
通常の課税口座であれば、損失が出た場合は他の利益と相殺して課税額を減らすことができます。しかし、新NISA口座内ではそのような損益通算は認められていないため、損失が出た場合は単なるマイナスとして扱われるのです。
デイトレードや短期売買では、利益が出るケースもありますが損失が出るリスクも高いため、損益通算ができないことは致命的と言えます。
新NISAには「非課税保有期間が無期限になった」という、長期投資にうれしいメリットがあります。ここでは、その長期投資がどのように資産形成を後押しするのかを見てみましょう。
従来のNISAは非課税期間に制限(一般NISAで5年、つみたてNISAで20年)がありましたが、2024年からの新NISAでは非課税期間が無期限となりました。
時間をかけてじっくり資産を育てたい方にとって、まさに理想的な制度設計と言えます。
長期投資の最大の魅力は、複利効果を活かして資産を大きく増やせる可能性が高まる点です。利益が出た分を再投資することで、元本が膨らみ続ける仕組みが複利の強み。
もしこれらの運用益や配当金がまるごと非課税になるなら、課税口座であれば払うはずだった20.315%の税金を投資家は支払わずに済みます。長期保有により利益が大きくなればなるほど、新NISAの非課税メリットは絶大です。
市場は短期的には変動がありますが、長期的には経済成長や企業の業績拡大に伴い、株価全体が上昇する局面が多く見られます。10年、20年と長期で保有することで、元本割れのリスクを軽減しつつ、大きなリターンを狙いやすいと言われています。
再投資によって元本が増えれば、そこから生まれる利益もさらに増えます。つまり、投資額が増えるほど、複利の恩恵が雪だるま式に大きくなります。
長期投資で得られる値上がり益や配当金に本来課せられる税金を、新NISA口座で保有することで免除できるのは非常に大きな利点です。短期売買では得られる利益が限定的になることも多く、非課税の恩恵を最大限に活かすためにも、長期運用が最適と言えます。
結論としては、短期売買自体はできても新NISAの制度設計上メリットが薄く、むしろデメリットが大きいと言えます。 新NISAの恩恵をフルに受けて資産を着実に増やすには、長期投資がおすすめです。じっくりと時間をかけて複利の力を活かし、将来の大きなリターンを目指しましょう。
オトンです。